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メリークリスマス!


今年も早いもので、もうクリスマスイブです。

さて、北欧のフィンランドでは、クリスマスシーズンになると氷の器の中にキャンドルを入れて灯す「アイスキャンドル」で幻想的に夜を彩るのがポピュラーなようです。

このアイスキャンドルですが、近年は日本でも頻繁に地域のイベントとして行われるようになってきました。

これは、まず電気を引く必要がないという点がイルミネーションより勝り、またバケツと水とキャンドルさえあれば作れるというコスト面の手軽さ、さらにアイスキャンドルの作成を地域住民などに参加してもらうことにより皆で イベントを作り上げるという体験性など、メリットが多いからです。

また、不燃性の氷雪に囲まれているため、普通にキャンドルで装飾を行うよりも火の元トラブルになりにくいというメリットもあります。

日本アイスキャンドルの発祥の地、下川町


そして、地方におけるアイスキャンドルによるイベントを最初に行ったのは、冬は氷点下-30℃にもなることがある北海道の「下川町」です。

かつて農林業と鉱業を基幹として発展してきた下川町ですが、昭和30年代を境に鉱業の廃止や営林署の統廃合が相次ぎ、人口が激減してしまいました。

しかし住民たちの「町は過疎でも心の過疎にはなるまい」の思いのもと、厳しい冬を楽しめるものにしたい、とアイスキャンドルを使った装飾が考案されました。

このアイスキャンドルによる装飾の、幻想的な輝きは一躍反響を呼び、 昭和 63 年には「アイスキャンドルフェスティバル」というイベントにまで発展しました。

今ではメインとなる会場から道路沿いや一般家庭の庭先まで、 3000 個以上のアイスキャンドルが町に並ぶ一大イベントとなっています。また特製容器入りのアイスキャンドルを全国発送するサービスの受付や、関連グッズの販売まで行われるようになっています。

・今では北海道各地にアイスキャンドルのイベントが広がっている

今からでも遅くない!(いや遅い)

アイスキャンドルの作り方!


アイスキャンドルの作り方はたったの4ステップ!

さっそくご説明しましょう。

①まず、雪の積もるような寒い夜が続く時期に、バケツに水を入れ、雪上に1~2晩置く。

②氷の厚さが5㎝くらいになったら、バケツを静かにひっくり返す。

③氷の上部中央を割って、中の凍っていない水を出す。

④水の抜けた穴の中央に、ろうそくを立て火を灯す。

たったのこれだけ。

北国の方限定に なってしまうかもしれませんが、皆様も幻想的な夜を、自分自身で演出してみるのはどうでしょうか?

それでは良いクリスマスを!

出典:北の交差点 Vol.4 AUTUMN – WINTER 1998 p.36 「わが町紹介 下川町」