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今年も「小野田の超純氷®」を宜しくお願いします。


新年明けましておめでとうございます。

一昨年、昨年と猛威を振るってきた新型コロナウイルスの流行もようやく落ち着きをみせつつあり、 未だ終息とはいきませんが少しづつ希望の灯も見えてきた今日この頃です。

今もこれまでも大変な奮闘をされている多くの医療従事者の方々には深く敬意を表します。氷業界も大きな影響を受けておりますが、おかげさまでたくさんの皆さまからお助けていただいており本年を迎えることができています。この場を借りて厚く御礼を申し上げます。

少しづつではありますが、街の飲食店なども賑わいを取り戻してきています。また多くの方々が健康に、笑ってテーブルに集える日に、よきパートナーであれる氷を目指したい。こうした想いから 、私たち小野田商店はより高品質で安全性の高い「超純氷®」の製造に努めていきたいと考えております。

皆様方には、今年も何卒宜しくお願い致します。

余談ですが…


さて、今年の干支はトラ(寅)です。

トラといえば、大阪のおみやげとして有名な民芸品の「張子の虎」がありますが、

これはもともと大阪道修町の少彦名神社にて、「虎列刺」と当て字されるコレラ感染症が文政5年に大流行した際、病除薬として「虎頭殺鬼雄黄圓」という薬をつくり、紙でできたトラのお守りと供に無償で配ったところ疫病が収まった、という話にあやかり作られた、疫病除けの縁起物です。

一方、疫病の流行によりかつての氷業界も大変な影響を受けたようです。

それまで庶民の手になかなか届かない、高級品であった氷が広く普及し始めた、明治半ば以降もコレラはときどき猛威を振るっており 、明治19年には10万人以上が亡くなっています。

この頃の風刺画には氷が擬人化され、感染対策上「よろしくないもの」として退治、敗走する様子が描かれています。

これはコレラが汚染された水を媒介にすることが既に 知れ渡っていたので、原料水の衛生性に疑問を持たれ、なおかつコレラは症状としてお腹を下すので、食すると体を冷やす氷の接種は感染対策上よろしくないものと解釈されていた故のようです。

かつて氷が衛生的ではないもの、身体に悪いものと解釈されていた事実は、我々製氷メーカーにとって、お客様に安心してもらえる製品作りがいかに重要か、身を つまされるように感じます。

氷が退治されている様子

・歌川政信の「現今諸物盛衰記」より、退治される氷。(北区飛鳥山博物館・寄託

これらの過去の歴史も踏まえ、寅年の今年もより一層お客様に信頼される、混じりっけのない高品質な「超純水®」の生産に邁進していきたい所存であります。

改めて、平素からのご利用とご愛顧に感謝いたします。

皆さまにとって2022年が幸福な一年となりますよう心よりお祈り申し上げます。