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3月7日は「サウナの日」


毎年3月7日は「サウナの日」です。

日本サウナ協会(現サウナ・スパ協会)が3月7日に制定した記念日で、満37歳の人と同行者1名までが協賛のサウナ施設を無料で利用できるキャンペーンを行っていることから、全国のサウナ好き(サウナー)の人たちから注目されています。


また、日本サウナ・スパ協会は、毎年デザインの変わる記念のタオルを作成販売しており、サウナーたちの間で人気を集めています。


また、やや高齢者向けの趣味のイメージがあったサウナですが、近年の若者たちの興味がオープンカルチャー(広い場所で大勢が参加する)から、クローズドカルチャー(小さな場所で少人数が参加する)に移っており、サウナもその一つであることから、若者層へのサウナ人気が拡大しています。


またサウナ内ではスマホなどを持ち込むことができないため、汗を流すとともに外界との接続を一時的に切る、精神的な癒しの場にもなっています。

先月に行われた展示会「東京ギフトショー2023春」でも多くのサウナ関連の出展があり、サウナブームを実感させられました。

さて、実はサウナの発祥は極圏のフィンランドなのですが、そのためか実はサウナには氷に関連したアクティビティがいくつかあります。

今回は暑いサウナで冷たい氷を楽しむスタイルについて紹介します。

中々お目にかかれない?アイスサウナ


まず、サウナで氷を楽しむスタイルとして上げられるのが「アイスサウナ」です。

アイスサウナとは、マイナス温度まで冷やした部屋で、水風呂が苦手な方がクールダウンに使用するスタイルで、日本では名古屋の有名なサウナ施設などで利用できます。

「アイスサウナ」は低温の部屋を意味する場合と、文字通り氷で出来たサウナ室を意味する場合がある。

しかし、単なる低温の部屋というものではなく、厚い氷のブロックをかまくらのように積み上げ、その中でサウナを楽しむタイプのアイスサウナもあります。 

このサウナは氷で囲まれるため、温度が暑くなりすぎず、マイルドな蒸気を楽しめます。主に本場フィンランドで行われていますが、日本でも稀に北海道で、イベント的に行われています。

氷を用いたアイスサウナの体験は、非常にハードルが高いものの、想像以上に非日常的でワクワクする面白い体験です。

機会があれば一度試してみてはいかがでしょうか?

香りでサウナを楽しもう!キューゲル


インパクト抜群のアイスサウナですが、なかなか体験するハードルは高いといえます。

ですが、もっと簡単にできる、氷を用いたサウナでの楽しみとして「キューゲル(kugel)」というアロマ氷があります。

キューゲルは氷にアロマオイルを入れて、融かしながらロウリュとして楽しむものです。

キューゲルとはアロマオイルを入れて凍らせた氷の球で、サウナストーンに置いて融かすことでロウリュ(サウナに水をかけて湿度を上げる行為)を行います。

(一部ミリオタの間で人気な球体戦車「クーゲルパンツァー(Kugelpanzer)」のクーゲルと同じ語源です…)

氷を用いているので、通常のロウリュよりも緩やかにもゆっくりと蒸気が上がっていきますが、湿度が上がるだけでなく、少しずつ部屋に広がっていくフレグランスを楽しむことができます。

このキューゲルは、ご家庭でも比較的簡単に作って楽しむことができます。

キューゲルを作るには、まず水道水を沸騰させて不純物を取り除きます。

その後、煮沸した水を冷ました後、お好みの型に入れて、アロマオイルをキューゲル1個あたりにおおむね10滴ほど加え(型のサイズに合わせて適量にしてください)、泡立て器で撹拌して均一に混ぜます。

最後に冷凍庫で10時間ほど凍らせれば完成です。


沸騰の工程は省いても構いませんが、水道水には微量のカルキやカルシウム、マグネシウムなどが含まれているため、凍る際に白くなる原因となる不純物を取り除き、よりクリアな香りを楽しむためにおすすめです。

(水道水の不純物と氷に関しては、こちらのコラムで詳しく解説しています)

小野田商店にも「香りで楽しむ」氷あります!


さて、実は小野田商店の作る氷のギフトグッズ「氷華®」にはキューゲルのように香りで楽しむ氷の商品があります。

それが小野田商店の「香氷華」です。

香氷華はもちろん常温で楽しめる氷のギフトグッズで、まるでキューゲルのように、融けていく氷とともに広がる氷を楽しむことができます。

氷に閉じ込めたルームフレグランスで、涼と香りを五感でお楽しみ頂けます。蓋にロゴの入った専用の木箱付きで 高級感のある見た目がポイントです。

(※氷が融けた後も中身が残っていれば継続してルームフレグランスとしてご使用いただけます。)

皆様もサウナとともに氷を楽しんで、日時にひとときのやすらぎと潤いをもたらしてみてはいかがでしょうか?