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氷を入れるのは邪道とされがちな日本のビール事情…


日本では敬遠されがちな氷入りのビールですが、意外なメリットも。

残暑が続く今日この頃ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

夏に飲みたいお酒というと、ビールというイメージが強い方が多いのではないのでしょうか?

冷たく、炭酸の効いたビールの清涼感は夏にピッタリです。


ところで皆様は、ご家庭で一杯、という時はビールに氷を入れますか?

おそらくNoという方が圧倒的多数なのではないでしょうか?


飲食店においても、ビールが氷に入っているのはあまり見ないですよね。

ではなぜ、日本においてビールには氷を入れないのが一般的になったのでしょうか?

実は国によってはビールに氷を入れるのも意外と普通の行為だったりします。特に東南アジアではビールをオーダーすると、ボトルと氷入りのグラスが共に提供されることが多いほど、氷入りビールはポピュラーなようです。

では、なぜ日本で氷入りビールは見かけないのでしょうか?

これには、日本のビールの特徴に由来する部分が大きいと思われます。

日本のビールはアルコール度数約5.0%の、淡色ラガーが主流となっています。また、コクとキレが特徴のいわゆる「ドライビール」が人気のテイストで、一時期ビール業界ではこの先駆けとなった商品のネーミングを巡る「ドライ戦争」なる騒動もあったそうです。

これらの特徴を持つ日本のビールは、たしかにあまり氷と相性が良くないと言える部分があります。

氷を入れない方が良いビールも確かにあるが…


上記のように日本で主流となっているビールと、氷の相性が良くないとされる理由にまず、氷を入れるとビールのきりっとしたのど越しが失われるという点があります。これは氷を入れるとビールが薄くなってしまうからです。

また、きめ細やかな泡を売りとする日本のビールでは、氷を入れることでビールの炭酸が一気に抜けてしまうため(皆様も自宅でソーダフロートなどを作ろうとして、同様の経験がある方も多いのではないでしょうか?)、泡立ちを阻害する要因として氷は避けられがちです。

またビールは温度変化に敏感な飲料ともいえます。

ビールの最適な温度は6~8℃という狭いもので、氷を入れて急激に冷やしてしまうとビールの味があんまり感じられなくなったり、のど越しがわからなくなったりする可能性があります。

そのため、氷で冷やすよりも、温度を一定に保つ冷蔵庫を利用して冷やされる場合が多いです。

では、ビールに氷はやはりご法度なのでしょうか?

しかし、実はビールに氷を入れることは、シーンや好みによっては大きなメリットがあります。

ビールに氷を入れる色々なメリット


コロナビールとライムの組み合わせは最高。(ちょっとゴミ捨の分別が気になるけど…)

(画像は英Wikipediaより引用)

・パーティーには氷入りビールも!

まず、パーティーなどで飲むビールには氷入りビールもおすすめします。

ビールを何杯か飲むとすぐに酔ってしまう方もいるかと思いますが、ビールに氷を入れることで、度数が落ち酔いにくくなるからです。

また炭酸によるゲップが出にくくなるという大きなメリットがあるため、社交の場でのビールには、氷入りのビールも適任かもしれません。

・ビール初心者にも氷入りビールはおすすめ

また、ビールを苦すぎる、独特の「ドライな」味が苦手という方も意外と少なくないと思われますが(実は20代の男女の二人に一人はビールが苦手というアンケート結果もあったりします)、そういった方でも案外海外の薄味目のビールなら美味しく飲めたりする、なんて話もあったりします。

ビール初心者の方は、まずは氷入りのビールを飲んでみるのも、入門として良いかもしれません。

・氷によく合うビールもある

また、タイでシンハービールの名称で知られる「ビア・シン」などは本場では氷を入れて飲むのがスタンダートなので、当然氷を入れて薄まっても丁度良い味と言えます。

また、ライトなテイストで、氷による薄まりがあまり気にならないコロナビールですが、これにライムを入れると良く合うという話をよく聞きます。

しかし、ボトルのコロナビールにライムを入れると、その後はご家庭の場合、ゴミの分別が大変になります。


そこでおすすめしたい飲み方は、グラスに先に氷を入れて、そこにコロナビールを注ぎ、最後にライムを入れる飲み方です。

氷とコロナビール、そしてライムの組み合わせを是非一度、この夏に味わってみませんか?

「氷専用ビール」も出現!


また、近年では飲料店限定で、氷を入れることを前提に味が調整された「氷専用ビール」も発売され、注目を集めています。

年々、暑い夏には時間が経つと、ぬるくなってしまうビールに対して、「まずはビール」でも二杯目以降は氷入りのドリンクが飲まれる傾向にあるのに対し、ビール業界が新しい需要に応えるために開発した、この時代にあったビールと言えます。

お酒、特に氷との相性には気を使うビールには、是非とも何にも染まらず、そして何も染めない、小野田商店の超純氷®を、自信を持ってお勧めいたします!